時は遡り2012年4月某日。丁度10年前のことになります。タイムスリップして当時を振り返り関西輪行旅行のことを振り返る「あずにゃんと巡る大阪-京都-香川の旅」
旅の相棒「グッドスマイルカンパニー製 ねんどろいど 中野梓」

当時2ちゃんのスレッドでこのフィギュアと一緒に旅をする、という企画が多く「面白そう、そうだ!自転車で走りに行こう」という軽い気持ちで関西に行くことに。10年後の今となっては見なくなりましたね。当時は画期的なアイディアだったんですよ。
旅行の持ち物の画像が出てきた


今振り返ると突っ込みどころが多すぎる。画像2枚目の寝袋みたいなのはカッパです。普通のその辺に売っているカッパなのでめっちゃデカイですね。
まるで備えあれば憂いなし、を具現化したような装備一式となっております。言いたいことは山ほどありますが、勘弁してください。彼は乗り始めてまだ1年しか経過していないんです。
てかBCAAとかプロテインどれだけ持ってくんだよっ!!せめて使う分を考慮してジップロックに移し替えなさい。
あと、画像1枚目の下にあるカーナビですが、「なんでカーナビ持っていくの?」という人に説明を。
現代人の英知の結晶のスマホですが、10年前は性能が今より格段に劣り、しかも高かったんです。バッテリーの持ちも今とは比較にならず、すぐ電池切れに・・・モバイルバッテリーもあったのか記憶にございません。なので、スマホなんて買うのがもったいない。そうだ、ポータブルナビ(死語)を買って自転車に付けて使おう!これなら普段の車(スターレットGT)にも付けられる、という結果がこれです。

なんという力技、「俺を見ろ!!!!!」という自己主張が過ぎる存在となりました。一言で言えば超ジャマ
今のスマホはバッテリーも全然持つし、ダメでもモバイルバッテリーもあるし、グーグルマップで目的地まで一発検索だし、いい時代になりましたね。昔はポータブルナビを電源ONにして補足されるまで待ち、おおよそのルートを確認してから電源を切る、ということを繰り返していました。なぜ電源を切るかって?画面スリープ機能がなく、常時ONだとバッテリーがすぐに減るからです。「俺を見ろ!!!」と言ってる割に見るのは一瞬なんですよ。
これでも地図を上下左右にクルクルして「うーん、こっちかな?やっぱり違う」という時代よりははるかに進化したと言えなくもないですが。
完全武装
上の荷物を全てサイドバック×2+リュックにぶち込んで準備OK。少しでも後ろに重心を掛けると簡単にウィリーする仕様になりました。知らずのうちにガン着前転を回避するウエイトバランスとなっております。MTBの様に悪路を走るわけではないので何の役にも立ちませんが。



重量は定かではありませんが推定で5㌔位(もしかしたらそれ以上)の重りを背負っていると思われます。
控えめに言って狂気
無知は罪とはよく言ったもので、重量があればあるほど不利になることを全く考えていなかったんですね。なんだったら重量がある分、トレーニングになる説まで考えていたはずです。そんなのはもっと乗れるようになってから考えて欲しいものですホントに!!
何げにホイールがスポーク本数スカスカのアルテになっています。この事が最後の方に災いになって降り注いでくるんですよ・・・いやまじで。
おとなしく頑丈なR500にしておけばよかったのに。


初の輪行だったのであらかじめ練習した点は評価に値しますね。リアキャリア本体を輪行毎に取り外さないといけないという不親切設計。超めんどくさい。今だったら楽々輪行袋に入るんでしょうか。
余談ですが、このリアについているサイドバック2個とキャリアはまだ手元にあって現在倉庫で眠っているんですよ。目の前にバックを買うお金がないのに自転車で日本一周したい若者が現れたら託そうと思います。

ハンドルが飛び出す問題。輪行あるある。
いざ京都まで出発
タイトルだけ見ると現在住んでいる栃木県から京都にまで自走でいくように捉えられなくもないですが、そんなことしたら1週間あっても到着するか怪しいので、高速バスで東京まで向かいます。その後、乗り換えた夜行バスで京都まで行く算段です。
なんでバスかというと、値段が安かった。夜行バスって新幹線より遥かに値段が抑えられるため若者の見方と言っても過言ではありません。某水曜日の番組では「まるで地獄みたいな表現」をしていましたが、筆者の体は「特性:頑丈」なのでバスごときじゃビクともしません。4列シートでも快適にずっと寝てました。
まずは地元のバスターミナルから東京へ。




自転車は追加料金を払ってパスの収納スペースへ積み込み。今はルールが変わった可能性があるので使う方は要問合せですよ。
乗車時間は19時過ぎくらいでしたが人もまばら。こんな時間に東京に行く人なんている訳ありません。だって地方都市なんですもん!!それだったらフィギュア出して写真を撮っていても全然恥ずかしくない。だって人がいないんですもん!!!
バスに揺られてあっという間に東京へ降り立ちます。夜食を食べてから夜行バスへ乗りいざ京都へ!!



10年前は確か夜行バス乗り場まで結構歩きました。クソ重い荷物+チャリを担いで移動するにはキツい距離。でも組み立てるのもメンドくさい。
基本横着体質なのでトータル時間が早くてもゴリ押しして肩に輪行袋の紐を喰い込ませ、時には少し休みながら荷物を担いで夜行バスに乗り込み準備OK。
寝ている間に京都に着くとか、なんて素敵なんでしょう・・・


京都について一番初めにやったこと「地元に店舗が存在しないなか卯で朝食を食べる」
確か、当時は田村ゆかりさんのラジオでなか卯を激オシしていたのでずっと行きたかったなか卯に行けて満足。これがなか卯・・・味は全く覚えてませんが、なか卯に行けたことだけに感動していました。ホント今住んでいるところに有名飯屋が少ないんですよ・・・
よし、満足したぞ!
京都旅行-完-




実は持ち物にあったクソでかカッパを持ってきたのは天気が怪しかったからなんです。路面はウエットなので装備するまでではないですが、持ってきた手前、重り改め、お守りとして旅のパートナーになってくれるそうです。
転ばぬ先の杖も持ちすぎると正直取り回しに困る件。

確かバスの中で暇つぶしに書いたと思われる落書きの写真によく見る財布が・・・

お前!!京都で買ったやつだったのかっ!!!
現在も愛用しています。
こんな感じでスタートした関西旅行、当時を振り返りながら色々あったなー、と懐かしい気持ちになりました。
結婚してまで1人でこんなことやっていると例の紙を突きつけられる可能性も。なので独身の人はコロナが落ち着いてきたら是非見知らぬ土地を自転車で駆け抜けて貰いたいです。フィギュアも持って行っていいんやでー
だいぶ長くなるので、パートを区切っていこうと思うのでお楽しみに。
因みに今行くなら「ゆゆゆ」の聖地、香川を重点的に回りますな。
プレ値がひどい・・・
その2↓
https://ro-dotokidokimaunntenn.com/2022/04/07/post-2556/