先日出走した300kmブルベ。なかなかに過酷なライドでした。
結果として100km地点からずっと膝痛で、全然楽しくなかったです。
やはり痛みが出るとしんどいですね。
・痛みをいかに出さないか
・痛みが発生した後にの対策
DHバーでのTTポジションが原因?
初の試みでブルベにDHバーを使用しました。
空力効果は絶大で、平坦や下りでは空気を切り裂き非常に楽チン。ルンルン気分で走ってました。
痛みが出るまでは・・・
序盤では空気抵抗軽減の恩恵を受けるべく、使用時間が増加します。概算ですがトータルで1時間ほど握っては離しを繰り返して突き進んでいきました。
問題が起きたのが100kmを通過したあたりから。
急に膝の外側が痛くなり、残りの道中の200km、ずっと痛みを我慢しながら走ってました。本当にキツかった・・・
これまで100km越えのライドで痛みが出たことがないので、変化点のDHバーが原因かと予想します。ポジションが前傾で深くなり、これまでよりも長い時間、態勢を維持したことが痛みの原因かと思いました。
痛みが出た時の「プランB」
ブルベで痛みが出ることはある程度仕方のないところもあります。
経験の少ない「低負荷での長時間のライド」になると、普段とは違う負荷となります。結果として体にダメージを蓄積していくのです。
主に「お尻」「ヒザ」「足先」などなど、全身に痛みが出る可能性があります。(全然大丈夫な人もいますが・・・)
普段のライドでは200km以上を日常的に走ることなんてまずないのではないでしょう。未知の距離なので100km走ってある程度大丈夫そうなら本番ぶっつけになるかと思います。
よって、痛みが出た際どうするか、を考えておくことは大切なことです。
今回は「痛みが出ても300kmならごり押しで行けるだろう」と思いあがり、輪行袋しか持っていかなかったのは反省する部分です。
鎮痛剤で痛みの抑制
薬品での痛みの抑制は効果が大きいですが、根本的解決になっていないので最終手段として使用しましょう。
痛みが出るということは、本来なら「キャパ以上の負荷」や「長時間の姿勢維持」、「体に合っていない装備の使用」といったことで痛みが発生しているため、これらを見直すのが先になります。
しかし、ブルベ中はそうも言ってられないのでお薬の力に頼って痛みを消す場合もあるんですよね。
鎮痛剤の意味を勘違いして

ロキソニン飲んで治ったー!また踏める!!
といったようなことをすると、ブルベ後に痛みが長引く可能性があるので注意です。
ロキソニン
言わずと知れた痛み止めの代名詞。空腹時にこれだけ飲むと胃へのダメージが大きいので、必ず何かを口にしてから飲みましょう。
エアーサロンパスDX
塗るタイプの鎮痛剤。買った当初、「少し高い」と思いましたが、以前に1度使用したことがあります。正直ホントに効くのか疑問でしたが、効果テキメン。痛みがなくなり驚きました。
ひんやりしてくれるので「THE 塗る湿布」といったような印象です。
輪行によるDNSも視野にいれる

DNFとはDid Not Finish の略でリタイアのことをしめします。
痛みが発症したまま走り続けると悪化するケースも多いため、潔くリタイヤするのもいいかもしれません。
今回の筆者の場合は、リタイヤする際の電車の移動や、スタ-ト地点まで車を取りに行く手間を考えて強行しました。本当はよくないですね。
痛みが出ると本当にしんどい。
今回はライドでの疲労は少なく感じました。ただただ、痛みに耐えるライドは本当にしんどい!
痛みが出る前は楽しかったのですが・・・
個人的に、200kmブルベだったら何かあってもごり押し出来て距離もちょうどいいな、と再認識出来ました。次に走るなら200kmにします。
キャノンボール・・・走りません!!
序盤になにか色々書いていたような気がしますが・・・血迷って書いたことでした。
550kmを24時間以内に走るなんて正気の沙汰じゃないですね!!すいません忘れてください。
これでも筆者は以前ブルベでSR取得したことがあります。しかし、あれは本当に自分だったのだろうか。
先日50代のチームメンバーが600km走っていましたが、心から尊敬します。
今の自分なら絶対に走りたくないです。だって辛いんだもん。
それでもまた走りたくなってしまうブルベ・・・(600kmは絶対に嫌ですが)
「お酒を飲みすぎて二日酔いになっても、また酒に手を出す」感じ、これに似ているかもですね。