最近見た記事の話で、「小麦って体に良くないんだなー、マーガリンのトランス脂肪酸もー・・・」と週3で会っている最近出番の多い、黄色い人クマと雑談をしていました。すると
じゃあパン食べるの辞めます!!!
と返答がきました。少し落ち着いてください。あと素直!!
この素直さ、筆者好きですよ。いい情報も悪い情報も一旦受け取ってからじゃないと判断なので、受け取る素直さって大切です。
話がそれましたが、この会話では「パンは体に悪い=やめる」という極端な例を出しました。彼以外にも白か黒かの考え方の人は多いと感じます。
「二極化思考、白黒思考、ゼロヒャク思考」といった複数の表現があります。今回は二極化思考で統一します。
この思考は「どちらか一方の正解」を決めることです。
正直筆者もこの思考になりやすく、丁度いいところを見つけるのって苦手です。二極化した方が分かりやすくって楽なんですもん。
善か悪かの方が分かりやすい
上手く分けられればいいのですが、物事はそう単純に分けられるものでもありません。それぞれ前提条件や思っていることも違います。
子供が生まれたので自転車乗るの辞めます!
早朝とか隙間時間を決めて少しでも乗ればいいのでは?
お酒は体に悪いのでもう一滴も飲みません!!
週7で飲んでいたのだったら週5回にすることから始めましょう
自転車速くなりたいので毎日高強度の練習をします!!
その前に距離を乗ってベースを作ってからの方がいいですよ。
とまぁこのような二極化思考がたくさんあります。
「こんな極端な思考にならねーよww」と思うかもしれませんが、客観的に見ると分かるけど案外新たな取り組みで陥りやすいのがこの思考の面白いところ。
階段を1段づつ登っていくように、本当に0から始めるならもっと達成のハードルを下げて飛び越えないと失敗することが多いです。
前提条件を読み取る
少し意味合いが違いますが、あるユーチューバーが言っていたことが分かりやすかったので要約します。
大麻って吸ったら悪いことなんです。正確に言えば吸うのは違法ではないのですが、所持は違法。なので、「吸っている=持っている」と想定します。
ここだけ見ると「大麻所持=悪いこと」になります。
しかし、余命幾ばくもない末期のガン患者が、医師にも見放された中、大麻の使用で痛みが和らぎ、食欲回復、抑鬱的だった気分が改善、腫瘍マーカーの数値が20分の1になったとういうデータがある場合は果たして悪になるのでしょうか。
ガンの症状ってとても苦しいそうです。そんな人の前で苦しんでいるところに「大麻は違法だからダメだよ」とは筆者はいえません。だって手段がないんですもの。
上の例は「大麻 所持 ガン」と検索エンジンに入れればニュースが出てくる実際にあった話です。
賛否あるのは承知ですが、筆者は末期で命が短いなら使用していいと考えてしまいます。だって使った本人が痛みが緩和されるといっているので。
これを読んでいる皆さんはどう考えますか?
あくまで例ですがこれは「悪(日本の法律的にNG)でも許されること」かな?と感じました。
丁度いい具合を探す
少しずれてしまいましたが、上の例の文章のことで議論がしたいのではなく、前提条件を考えた上で行動しようということが言いたかったんです。
先のパンの話も、全く食べないといったことでなくたまにならいいんじゃないかな、と思ったりします。筆者のパンを食べる頻度は週一あるかないかくらいです。私は和食ですわ。
でもパンが大好きで食べるのをやめたくなければやめなければいいし、体に悪いならやめてみようかと感じたら少し減らすといったアプローチでいいのかと思いま。
丁度いい具合を探すのって難しいし面倒だけどこのブログを始めてみて大切と感じたので記事にしました。イチローさんも「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と言っているように、丁度いい具合を見つけて長期的に頑張りましょう。
そのうちなんでパンが体に悪いのかも記事にしたいと思います。