【ホイールorパワーメーター】ロードバイクで「はじめに変える」パーツはこれ!理由も解説

ローディー
ローディー

速くなるためにはどのパーツを変えた方が良いですか?

乗りはじめの方に聞かれることがあります。

この質問者が

・「お手軽に速くなりたいか」

・「練習して速くなりたいか」

これにより筆者の回答は変化します。

①お手軽に速くなりたい
⇒ホイールを変える
必要金額:約5万円(ZONDAを購入と仮定)

②練習して速くなりたい
⇒パワーメーターを買ってトレーニングする
必要金額:8万前後(Garmin530+4iiii PRECISION 2.0 105)

※今回の記事は「20万円前後の完成車で、はじめてのアップグレード」を想定しています。

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目次

ホイールのグレードアップ

いわずと知れた王道のアップグレードです。

20万円の完成車についているホイールは、鉄ゲタといわれる2kg前後のホイール

なのでホイールを交換するだけで漕ぎだしやヒルクライムで軽くなり、効果は絶大です。

交換した瞬間から、軽量化の恩恵を受けられるのでお手軽なのもgood。

いちばんはじめのアップグレードで予算に10万程度かけられるなら、ショップに相談して決めればいいかと思います。

商品の比較の際に眺めていたら、ZIPPのホイールが11万で売っていて「いいなっ」と思ってしましましたw

Zipp (ジップ) 303 S カーボン チューブレス ディスクブレーキ ホイールセット

予算が5万円代ならZONDA!!

予算が5万円ならZONDAを買っておけば間違いないかと思います。
(筆者は持っていませんが、周りの使っている友人もいいと太鼓判を押しています)


重量は1675gと同価格帯のRacing 4の1710gよりも軽く、価格も頭一つ安くなっています。


ホイールの剛性も「硬すぎず、柔らかすぎず」ちょうどいい感じで、ロングライドからヒルクライムまで使えるオールラウンドホイールとなっています。

Campagnolo (カンパニョーロ) Zonda C17 ディスクブレーキ・QR・ホイールセット – ブラック

パワーメーターを買ってトレーニングをする

パワーメーターとは

「ペダルを踏み込んだ力を数値化する装置」です。

このクランクについている機械がパワーメーターになります。
他にもペダル一体型やハブ型等の種類が存在します。

パワーメーターの登場により、パワートレーニングが簡単にできるようになりました。

しかし、パワーメーターを買っただけでは速くなりません。
機材を買って、はじめてスタートラインに立つことができるのです。

購入後はパワートレーニングの内容を調べて、 練習する必要が出てきます。
( Zwiftでのワークアウトのようなものがパワートレーニングのメニューです)

ホイールの交換
⇒買ってすぐ効果が出る。

パワーメーター
⇒機材をそろえて適切なトレーニングを行い、結果として速くなる。

パワーメーターのできること

Strava でセグメントの出力を見ることができる

Stravaというアプリをダウンロードしてサイクルコンピューターと同期しておくと、区間の出力を見ることができます。

よく走るコースや山の出力を見ることで、現在の自分の能力や目標が見えてきます。

ワットについての解説のリンクを入れる
(現在作成中)

ライドの頑張りを数値化できる

パワーメーターがあると、ライド後にTSSという数値を見ることができます。
これは走行時間や強度を計算した数値で、体にどれくらいのストレスが発生したかの数値です。
距離が長く、強度が高いライドなら、TSSの数字が多くなるわけですね。

このTSSを見ることで、長期的にどれくらいの負荷で練習できているかをみることができます。
結果として、オーバートレーニングの防止として管理することができます。

非ガチ勢でもパワーメーターが必要な理由

パワーメーターの活用法の1つに

感覚と実数値のズレをなくすというものがあります。

例えば、ヒルクライムレースがあったとしましょう。

出走の際にレース独特の雰囲気や周りのスピードに魅せられて、後半にバテてしまった経験はないでしょうか?
このような場合にパワーメーターが役立ちます。
数値を見ることで、現在のペースが適正かを見ることができるのです。

レース以外の日常のライドでも当然活用できます。

調子がいいと感じる場合、逆に悪いと感じる場合でも数値化することは有効です。
前日に乗りすぎて疲労しているときでも、足は重いけど出力が出ていれば心の支えにもなります。

「数値を見る」

たったこれだけですが、レースに出ても出なくても活用方法はいくらでもあるのです。

コスパがいいパワーメーター「4iiii」

現在、赤いクロモリのRNC7に装備しているのが「4iiii PRECISION 2.0」になります。

使い始めて5年経過していますが、未だに不具合もなく使用しています。

パイオニアのパワーメーターも持っていますが、比較しても出力に差がなく、次回も4iiiiでいいかな、と。安いし。

今回検索して、もっと安いパワーメーターはありました。
しかし、精度や使い勝手等、評判がよくないものばかりで、現在の安く導入できてきちんと使える選択肢の1つだと思います。

4iiii PRECISION 2.0 3Dパワーメーター-105 R7000-ブラック

   

4iiii Precision 2.0パワーメーター – Ultegra R8000

ボタン電池の開閉が緩い筆者のパワメはこのように対策しています。

クランクが左右違うグレードでも装備できるのか

ローディー💦
ローディー💦

今使っているのが6800のアルテグラだけど、現在は8000しか売っていない・・・

使用しているコンポが1世代前のモデルを使用している方もいるかと思います。

結論のみ話すと、

左右違うものでも装着して普通に使えます。


ただ、すべての組み合わせを試した訳ではないので分かりません。
(右SORA左105とかでも使えるんでしょうか)

今まで筆者が使ってきた組み合わせ

左:5800 右:7950
左:5800 右:8000
左:5800 右:9100

現在は左:5800 右:8000で元気に運用中です。

今回「使用しても大丈夫」という正式な文章は発見できませんでした。
ヤフー知恵袋には「左クランクはモデルによる差がほとんどない」という文章はありましたが、鵜呑みにしていいものか。
でも確かにどのグレードも左側の作りは同じに見えます。

剛性の違いで差が出るのか?

上記の組み合わせを使ってみましたが、

差なんてわかりませんでした

筆者が鈍感なだけかもしれませんが、105とデュラの組み合わせで

たのけん
たのけん

左だけグニャグニャする・・・

なんてわかる人がいたら是非お話聞いてみたいです。

確かに剛性が違うのかもしれませんが、人間が感じるにはわからないレベルかと思います。

パワーメーター購入の注意点

左側のみパワーメーター購入の注意点として

シマノのクランクにしか対応していません。

「Cannondale」のスパイダークランクや「ROTOR」などを使用している方は左のみの交換はできませんのでご注意ください。

予算が許せば両側計測がオススメ。

上記のユーザーはいっそのこと、両側買ってしまいましょう。

両側のメリットとして

①左右のパワーバランス
②トルク効率
③ペダルスムーズネス

以上の分析ができるからです。
(ベクトル分析は出来ないようです)

片側の測定方法は、左足の力を2倍して値を出しています。
それが両側なら、正確な値が取れるのもいいところです。

パワーメーターの他に必要な機材

「4iiii Precision 2.0」を買っただけでも効果が発揮されません。

サイクルコンピューターもBluetooth、ANT+対応の物を用意する必要が出てきます。

筆者はGarmin530を使用しています。520から買い換えましたが、バッテリーの持ちと操作のレスポンスが向上して非常に満足。

他の機種でもBluetooth、ANT+が対応していればいいかと思います。

筆者的にはGarminコネクトというアプリが優秀に感じるのでこれからもGarminユーザーです。
もはやGarminコネクトを使いたいがためにGarmin買っているまであります!

まとめ:速くなりたいならパワメ

きちんと練習している人は自分の現状をもっと知るべきだと思います。

昔は片側の計測器で6万超えでしたが、近年は左アームにあらかじめついていて安価になりました。

いつも思うのは

「人間の感覚なんか適当なんで信用できない」

ということです。

たのけん
たのけん

今日めっちゃ足重いわー辛いわー

と思った日に限って、峠の自己ベスト更新するようなこともザラにあります。
そんな適当な感覚を数字化してくれるパワーメーターはすごく画期的なものですよ。

現在筆者がもし転生して新たに自転車を購入したなら、間違いなく最初にパワーメーターに投資します。

これくらい自分に刺さりました。

ある程度の知識も必要ですが、 効率よくレベルアップできるいい機材だと思います。

もし、すでにパワーメーターを受信できるサイクルコンピューターを持っているでトレーニングをしている方は買うことをオススメしますよ!!

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この記事を書いた人

2011年にロードバイクを購入。所有したバイクは10台以上。
ロードレースやヒルクライム大会に出ています。
2023年は富士ヒルゴールド狙って練習中!
177センチ、70Kg
メインバイク:S-WORKS TARMAC SL6
サブバイク:ANCHOR RNC7
富士ヒル:2019年1:08:01
ハルヒル:2017年49:23

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