はじめてライドの企画!
しかし、いざ決めるとなると何を基準にしたらいいのか迷いますよね。
会ったことない人だからどれくらい走れるか分からない・・・
そんな場合でも基準を決めておけば、ポタリング詐欺(ゆるポタ詐欺)という言葉は出て来ないはず。
今回ははじめてライドを企画する際に、なにを基準にしたらいいのか質問があったので記事にしてみました。
近年ではSNSでのオフ会なども増えてきて、顔を1度も合わせたことのない人と走る機会も増えています。
あくまで筆者の基準ですが、ライド企画をしたことがない方の役に立てたらいいな、と思います。
参加者の走力
上限の速度を決めていないと、過酷なライドになることがあります。
別名ポタリング詐欺といわれるこの状況、上限速度を決めておけば大丈夫!!
特にはじめて会う人と走る場合は配慮しましょう。
ロードバイクでの自己評価ほどあてにならないものはありません。
(全然走れないといいながら、めっちゃ走れる人はザラにいるため)
基準となる速さは、グループライドの1番遅い人に合わせる必要があります。
事前に1か月の走行距離を聞いておくといったことで、基準を作る役に立ちます。
ポイントは余裕がある設定にすることです。
少し余裕がある方が、体力的なトラブルも回避できます。
走力の差が出やすい山は基本的に各自で走る
山超えのようなルートは、「走力の差」や「車道の幅」、「交通量の問題」もあるので、個人のペースで登るようにします。
山頂で待って合流したり、先に到着した人が最後尾に戻りもう一度登るといった配慮が必要になります。
事前にルートを引いて可能ならサイコンへ入れておく
事前に走るルートがわかっていれば、頑張りどころやペース配分も分かっていいことだらけです。
GPSマップ対応のサイコンがある場合は事前に配布して、各自ルートを転送しておきましょう。
ルート作成ツール
筆者はナビタイムで作成しています。
他にもGarminコネクトや有料ユーザーならStravaのルート作成も使用できます。
休憩は必要か?
「疲れたら休憩する」や「ライド中にみんなに聞く」場合は注意が必要です。
気心が知れていないと言い出せずに我慢する人が出るからです。
疲れていなくてもトイレ休憩もかねて、コンビニなどで10分止まる方が無難。
筆者なら、仮に「50kmで獲得標高300m」を走ると仮定した場合、20km~30km地点で小休憩を入れます。
休憩しすぎにご用心
会話が弾んで長い間休憩してしまった・・・
こんな経験、あるんじゃないですか?
ずっと話してしまうのは自転車乗のサガ!
なので、時間を見計らって「そろそろ出発しましょう」の一言を言いましょう。
ライドの目的は必要か?
目的はあっても無くてもいいと思います。
「カフェに行く」や「あの峠を登る」といった目玉となる目的があった方がいいのは間違いありません。
しかし、はじめての人に会うこと、ただ一緒に走ることだけでも目的としては十分動機になるからです。
参加人数
はじめて企画する場合は、頑張って全員で8人くらいかと思います。
この数字に根拠はなく、経験則です。
最大人数はライドする参加者全員の力量に左右されます。
それにリーダーと最後方を走る人のフォローする力量にもよるので、一概に数字化するには難しいところ。
ひとついえるのは、「人数が多くなるほど」「集団走行に不安がある人がいる」ほど管理が大変になるということです。
経験がすくない人の配置場所
・集団から遅れる可能性
・トラブルがあったときに先頭を追走して伝える
以上のことを考慮して2番目から順番に配置した方がいいです。
この場合だと後ろにいる人でフォローも容易に行えます。
最後尾に配置すると、いつの間にか手段から消えていた、なんてこともあるので注意してください。
全行程の走行距離はどれくらい?
心配なら50kmくらいでいいと思います。
50kmだったら走った感がありちょうどいいかと。
多少長くなっても、無理なく時間をかければ走れるので余裕をもった工程が大切です。
エマージェンシーカードについて
SNSでのオフ会だと本名が分からない場合もあります。
なんでもいいので、個人情報を記載したものを持っていくように通達しましょう。
個人情報が分かればいいので、メモ書きでもなんでもいいです。
ハンドサイン
最低限次の2つが分かっていれば問題ないかと思います。
・止まる
・曲がる方向を指す
ハンドサインも出発前に5分もあればレクチャー可能。
もしくは事前にYouTubeやブログでも見るように促せばいいのかと思います。
まとめ:余裕を持たせる
走力が分からない集団走行こそ、余裕を持った計画が必要です。
数字化できないことも多いですが、余裕を持たせれば回避できることがほとんどなので、企画する際は役立ててみてください。