自転車の年数が増えていくと、自然と増えていくSPDシューズ。
サドル沼とはよく聞きますがSPDシューズもなかなかの沼です。
メーカーのシューズ幅によりますが、日本人は比較的足の甲が広くなっているようです。
そこに先端がシュッとしたシューズを購入してしまうと、地獄のような痛みが待っています。
例外なく筆者も足の甲が広いようで、地獄の痛みに遭遇してMavicのシューズは速攻でぶん投げました。
皆さんはSPDシューズって何足持っているんでしょうか?
現在選定して4足にまで減りましたが、それでも多い・・・
そんな筆者が現在使用しているシューズを紹介です。
2023.5.11追記
10か月くらい使用して糸が切れたので追記しました。
SPECIALIZED COMP ROAD
とても履きやすいシューズ。
しかし、エントリーグレードの宿命か、ソールが柔らかくレースには向かない印象です。
現在の使用方法
しかし今でも現役、年に数回ブルベの際に使用しています。
「COMP ROAD」ならブルベ600でも全く足が痛くならずロングライドでは最強なシューズとして年に数回ですが、まだまだ現役で活躍してくれています。
これが壊れたらロングライドに使うシューズはどうしたものか。
S-WORKS 6 Road
Specializedが誇るハイエンドシューズのs-worksシリーズ。
しかしこの「6Road」は、自分含め周囲の友人6名くらいが足のどこかしら痛くなったようです。
体感ですが、100kmを超える左右の小指とても痛くなります。
歩く設計ではないのは承知ですが、痛みが出てからだとすこし歩くだけで激痛。
ロングライドなどで、長時間の着用に向かないというのが感想です。
現在の使用方法
朝練で活躍しています(1時間30分程度)
これくらいの短時間なら全く痛みが出なくていい感じ。
何気に直近の使用頻度は手持ちの中で1番高いです。
ハードに使用していますが、全くヘタレなく現役で活躍中。
流石ハイエンド!
シューズの性能
痛みばかり書きましたが、肝心のシューズの性能は優秀です。
ソールが硬く、力がロスなく伝わっている感じが伝わってきます。
足が痛くならなければ買い換える気はなかったのですが、激痛が多発するため次モデルの「S-WORKS 7 ROAD SHOE」へ購入を踏み切りました。
S-WORKS 7 ROAD SHOE
痛みに耐えきれず「6Road」から買い換えたシューズ。
「6Road」に比べて痛みは改善されましたが、それでも150km程度走ると痛みが発生します。
日頃から長距離を頻繁には走らないので我慢できなくもないのですが、新モデルの「s-works ares road shoe」を試着したら衝動買いをしてしまいました。
シューズの性能
タイトな「6Road」と比べて装着感が少し向上した以外、大きく変わったような印象は無ありません。相変わらずそこが硬くていい感じです。
現在の使用方法
現在は底の面を綺麗にして、室内でローラー専用シューズとして活躍しています。
s-works ares road shoe(アーレス ロードシューズ)
「S-WORKS 7 ROAD SHOE」に若干の不満を抱いていた、そんなある日。
行きつけのショップに行き、何気なく見た先にあったのは、真っ赤に輝く1足のシューズでした。
そこに心地よく響く限定品という言葉・・・
なんで限定品という単語はこんなにも心惹かれる魔力があるのでしょう。
そしてこの色は売れてしまったらもう入荷しない、そんな甘い言葉に魅かれて
し・・・試着だけでも・・・
と抱いたが最後。
履いた瞬間、今まで体験したことがないフィット感に驚きました。
シューズの性能
なんだこれ?まるで足が包まれるようだ・・・
S-WORKS 7以前のモデルと1番の変化点はつま先の固定方法。
つま先の固定方法がテープ式だったため繊細な調整が難しかった旧モデル。
これがALLダイヤル式になったことにより微調整が可能になったんですよ。
さらにシューズ自体が心地よいタイト加減で、ダイアルを絞めない状態でもしっかりと足をホールドしてくれます。シューズがしっかり足を包んでくれている、そんな感じ。
ショップで30分位ずっと悩んでいましたが、ヤフオクで売上金があったため手が滑って購入。
現在の使用方法
購入から約1年経過しましたが、現在でも全く不満がありません。
主に気合を入れて練習行くときに着用しています。
不満は人それぞれ
ついこのあいだの練習会で。aresが3色揃いました。
筆者は現在も「ares road shoe」に全く不満がありません。
しかし、他の2名は痛みが発生しているとのこと。
足の形状も十人十色。
個人的にサドルよりも顕著に出ると感じます。
この御二方は次回の新作S-WORKS TORCH(トーチ)を購入するのでしょうか?
現在、新シューズのカラーバリエーションが2色ですが、Specializedさんの限定モデル戦法が発動すると予想します。
筆者がいつも引っかかってしまうこの戦法、「いい色+限定」だとつい財布の紐が・・・
当面のシリーズの買い替えはない、そう思いたい
シューズのように実際試してみないと分からないものは興味がわいてきます。
先日も、アディダスのSPDシューズをTwitterで見つけ、つい履いてみたい好奇心に駆られました。
BOAのダイヤル式で、お値段が2万2千円ととても魅力的。
値段的に安く(と表現していいかは謎ですが)ALLダイヤル式は好印象。
アディダスもブランド的に好きなのでポイント高し。
さすがに現在SPDシューズが4足と多すぎるので、買い増しができませんが・・・
シマノのRC9も気のなるところ。身近に使っている友人は「イイっ!!!」と言っているのを聞いています。
時代とともに進化が止まらない自転車機材。
好奇心で全てを試していたらあっという間にお金が消えます。
もう装備品にお金を掛けなくていい気もしますが、何か必要なものが出てきた時のために、普段から財布の紐を硬くしておこうと思う所存です。