ロードバイクにDHバーを装備した時のメリット、デメリット。ディープホイールとの比較。

🔰ローディー
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DHバーを装備すれば空気抵抗が減るから楽チンだね

以前は筆者もこう考えていました。

少し重くなるだけで空気抵抗が大幅に削減できるDHバー。

空気抵抗の削減にはホント優秀。
空気を切り裂いていくように進んでいく感じが非常に気持ちがいいです。

しかし現在の筆者の結論は、TTレース以外では不要と感じました

ハンドル周りが重くなったり、使用できる場所が限られるので日常使いではイマイチ、と感じます。
練習のときに山でアタックすると、どうしてもハンドルが重く感じます。

DHバーのメリット

・空気抵抗が減る

・ポジションの選択肢が増える

DHバーのデメリット

・ハンドルが重い

・ハンドル周りが邪魔

・使う場所が限られる

その他

・取り付けの際にトルク管理しないとカーボンハンドルを壊す可能性あり

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目次

DHバーのメリット

空気抵抗が減る

一番の、大きなメリットが空気抵抗の削減にあります。

ネット上で検索をかけたところ。40キロ巡航で40W〜50W削減できるという記事がありました。

比較対象としてディープホイールのBORA WTO 45で40キロ巡航をすると15Wの削減みたいです。

DHバーの購入金額もピンキリにはなりますが、5000円前後で購入できます。 

ディープホイールだと安いものでも10万円以上するのでお手軽に試すことができますね。

ポジションの選択肢が増える

ブラケット、下ハンの他に、第三のポジションとしてdhポジションが使用できます。

空気抵抗の削減のために下ハンを持って走っても、長時間握っていることはなかなか大変です。
これは、体重を手のひらのみで支えているため、長時間の運用が困難になっています。

しかし、dhポジションの場合はヒジに体重がかかるため、下ハンに比べて長時間の体勢維持が可能になります。

DHバーのデメリット

ハンドルが重くなる

筆者の使用している「PROFILE DESIGN T3+」は約600g

DHバーはカーボン素材の軽いものでも300gの重量になります。
ハンドル回りにこの重量が増加すると、やはり取り回しが悪くなる。

気になるのはダンシングのときです。
ハンドルの振りにくさが顕著に出ます。

平地のみを走っていると特に気になりません。
平地のみの走行だったり、ダンシングしない方は気にならないかもですね。

DHバーを使う場所が限られる

道路が広い場所、道がきれいな場所でないとdhポジションは危ないです。
なので握るシチュエーションが限られるデメリットがあります。

その他

DHポジションを決めるのが大変

ディープホイールの場合はホイールを交換するとすぐに恩恵を受けることができます。

しかしDHバーの場合はベストなポジションを調整が必要です。割と何回も。
トライアンドエラーの回数を重ねないと、ベストのポジションが出ないのです。

このような点から、ディープホイールのように装着してすくに恩恵が受けられるわけではありません。

しかし、1度ポジションを決めて覚えておけば、再度最適なポジションにすることが可能です。

トルクを適当に管理するとカーボンハンドルを壊す可能性あり

昔DHバーの調整の際に携帯工具で作業していたら、見事粉砕しました。

あの時は悲しかった・・・

それからはカーボン素材に締め付けるときには必ずトルクレンチを使用しています。

1度壊すと高くつくカーボン機材、転ばぬ先の杖を持つのって大切と身をもって経験した体験でした。
高くついたけど・・・

まとめ

以上、個人的なDHバーのメリット、デメリットでした。

装備すると体感で
・ディープホイール1.1倍
・DHバー1.3倍

くらい楽になる個人的感想です。

ずっと装備したままだと重量が増して山だと辛いですが、平坦だったら恩恵を受けられると感じます。

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この記事を書いた人

2011年にロードバイクを購入。所有したバイクは10台以上。
ロードレースやヒルクライム大会に出ています。
2023年は富士ヒルゴールド狙って練習中!
177センチ、70Kg
メインバイク:S-WORKS TARMAC SL6
サブバイク:ANCHOR RNC7
富士ヒル:2019年1:08:01
ハルヒル:2017年49:23

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