ろまんちっくMTBエンデュランス2022 ペア部門3位入賞
結果だけ見るといい感じですが、実は試走の段階で負傷していました。それと、 2位との秒差も4秒ともう少し頑張れたかな、と思うレースでした。
しかし痛みを抱えながら走った
かなり我慢した結果が出てうれしい限りです。
ろまんちっくMTBエンデュランス2022は3年ぶりのレース開催
ろまんちっくエンデューロから名前が変わり、今回は「ろまんちっくMTBエンデュランス2022」になりました。
前回は雨の降る中開催。悪天候のおかげで時間経過とともに掘り起こされたコースは泥と轍で悪化して乗車より押している時間の方が長いほどのレースに・・・
そこからコロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
筆者としても当日受付、会場までの距離が40kmと近いことから毎年必ず出ていたレースです。年1回に走る貴重なMTBレースとして開催を待ち望んでいたので今回の開催はうれしい知らせでした。
試走でやらかす
3年ぶりに走るコースをウッキウキで試走していた試走2周目。
今回のコースは障害物セクションが新たに
こんなのや
こんなの等が設置されています。
問題は下の画像「シケイン」という障害物。
勢いをつけて前輪を超えた後にすぐに後ろ荷重にしないと前転します。そんなことはこのブログを書いている最中に理解していることで、試走中は知ったことではありません。
MTBに乗っている人なら理解できるかと思いますが、基本的にMTBはビビったら大体転びます。恐怖心を抑えてスピードを乗せていった方がうまくいくことが多いです。
しかし今回はスピードを落として体重移動をしなかったせいで浮かぶ後輪、見事に試走2周目で前転をかましました。
逃げたら1つ、進めば2つとスレッタさんが言ってますが、進んだ先に手に入れた2つの物は「痛み」と「シケインは後ろ荷重にしないと前転する」という経験でした。
肩から落ちて右あばらをどこかにぶつけたようで息が吸えません。
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ・・・
とマジでやべぇ声が自然と漏れてきます。しかし頭の中は意外と冷静で
(これは衝撃で息が吸えないやつだ!)
と「ここは進研ゼミでやったところだ」的な、冷静な思考が巡っておりました。そんな考えと裏腹によく通る叫び声が会場に轟く叫ぶ。スタッフ2名がすっ飛んできたようで「コレヤバイカモ・・・」「ダレカヨンデキテー」と聞こえるも顔が上げられん。心配かけてすいませんマジで。
約10秒ほどで息が吸えるようになったのでむくッと立ち上がり
お騒がせしました💦
と一言告げてそそくさと試走に戻りました。
一緒に走っていた相方も「骨が折れたのかと思った」と言われ、
ごめん💦
と謝罪。シケイン、行けると思ったんですよ・・・
向こう見ずな性格ゆえにMTBに乗れていますが、この特性は一長一短が極端すぎます。反省・・・できるのか果たして。
因みに「前転してへたくそだなー」と思われていそうですが、シケインの餌食になった筆者の言い訳。
レース中に筆者の目の前で1回、仲間内でも2回も前転の餌食になっている人と遭遇したそうです。通算すると餌食になった人はかなりの人数いたんじゃないかな?
ここ難しいよねー分かる、わかるよ!
レース中
レース前の自爆が今回のいちばんのイベントでした。これを書いている現在はレースを終えて1週間経過しています。しかしまだ痛い・・・
試走で早々に負傷したものの、なんとかレースを走れる感じです。我ながら頑丈な体。
3時間をペアで走って表彰台を目指す今回のレース。筆者は第1走者としてスタートします。
コースの方は調子がいいと1周8分半くらいで回れますが、走りはじめは変に力が掛かっていて10分切るくらいの時間。周を重ねるごとに慣れてきてスピードアップする感じはMTBあるあるです。
自分の時は特に大きなこともなく周回を重ねていきます。
なにかあったかと思い起こしたら、木に激突しそうになったことくらいです。理由はジャンプ台(5年前に顔面から着地した思い出のジャンプ台)を勢い付けすぎて飛んだため。肩を木にぶつけただけなのでセーフッ!
3周交代で計10周走りましたが、何気に転倒は1度もなく完走していました。シケインさえなければ・・・
ちな、レース中はシケインは降りて超える体たらく。だって怖いやん・・・
そんな感じで迎えた最終周、ピットクローズ2分前に相方が戻ってきあがりました。
最終走者にならないと思っカップラーメンを食べていたらこれだよ!1口しか食べていないんですけど!!
ラストに同カテゴリーのチーム2つに抜かれたし、カップラーメンは野火野火してるし、あんまりでした。
ゴール後は「4位か・・・」と落胆していたら、まさかの3位入賞。どうやら抜かれたチームのひとつはラップしていたみたいでした。良かったー
一応無事に終了
負傷したものの致命的なダメージはなく、年1で走っているMTBのレースを終えることができました。
今年は3年ぶりとのことで周知されていなかったようで、参加チーム数も半分くらいで少し寂しい感じのレースでした。最後に運営側が「今年は赤字でコースの保守のための費用は僕たちから出します」と言っていたのが印象的。
ろまんちっく村のこのコースは無料開放なため、このレースイベントが黒字にならないと維持が難しいとのこと。
来年はもっと参加人数が増えるといいな、と思います。
11月は2回も表彰台に登れてうれしい限りです。先週は練習できなかったので今週からは開催日が決まった富士ヒルに向けてコツコツ積み上げていく次第であります。
そのうち備忘録で冬の練習メニューを書こうと思っていますので、よろしくです。