3か月前に一時期発生していた不具合がまた再発したので、いよいよ対策しないといけなくなり分解修理しました。
エラー内容は「汚れレベル3」「ドライキープ」「スピーディ」が点滅してなんだかモーターが動いているというエラー内容です。
説明書によると
・泡が大量にある
・水漏れしている
とのことですが、水も漏れていなければ食洗器内は空っぽ。
どうせ捨てるなら修理してダメならと思い、分解修理してみました。
結論から申し上げると、泡を探知するセンサーが汚れにより誤作動を起こしていたようです。
断言できないのは、目で見てすごく汚れているわけではなかったので憶測となっています。
修理して1週間経過しますが、同じエラーが出ていないのでおそらく治ったかと思っています。
用意するもの
・「+ドライバー」
・タオル(残りの水が結構出るのでスポーツタオル2枚くらい)
・紙やすり(#400以上の細かい物。今回は家にあったので#1500を使用しました)
分解手順
ホース類をすべて外して作業がしやすい広いスペースに持っていきます。
水が残っているので斜めにしたりして水抜きを試みましたが、それでも結構残っていました。
コンセントが邪魔なので、ネットにあった有識者同様にサイドにまとめておくと楽チンです。
ネジを外す
準備ができたらネジを外します。
底面4つ、背面3つの計7個あります。
これでパかっと外れると思いきや、外れない・・・
ネットで検索すると、底面のカバーがはめ込み式になっているとのことなので、横面をトントンたたきながら上に引っ張ると外れました。
センサーの汚れ確認
次にセンサーの汚れを見ていきます。
上画像の青丸が漏水センサーで赤丸は泡センサー(だと思います)
理由としては
漏水センサー:外部についていて、水を探知する必要があるから
泡センサー:内部についていて、食器洗剤を間違えて入れてしまった等での異常な泡を探知する必要があるから
このように推察します。
漏水センサーは見た目綺麗で異常がなかったため、おそらく泡センサーの汚れが原因で起きていると思い分解。
↑むき出しなのが(おそらく)漏水センサー
↓の泡センサーはネジ2本でしまっているため、分解します。
見た感じそんなに汚れている感じはしませんでした。
ここじゃなかったらまた原因探すのメンドイナー、と思いながら濡れたティシュで拭いて電極をサンドペーパーで軽くこすります。
若干サンドペーパーが茶色になったので汚れていたのでしょうか?
終わったーと思い、ビスを戻そうとしたら、内側のネジ山を兼ねていたカバーが外れていました。幸い、外れてもハメやすい形と位置だったので無事に済みました笑
外した人じゃないと100%わからないやつ(外してもわからないかも)
ひとまずこれで復元して様子見です。
余談になりますが、上部のシルバーのケースが固定もなくそのまま外れそうでした。
でも経験上、余計なことをして面倒になりそうだったのでノータッチ。
一体中身はなんだったのでしょう・・・チキンですんません。
復元
復元はハメ込むだけなので分解の方が手間でした。
復元の際は、ドア開閉部の上記画像の方を入れてから残りを入れると楽に感じたので参考にしてください。
ビスも復元してエラーが出ないかチェックのため通電して終わりです。
おぉ・・・起動した
正常に起動したので一安心。
我が家は中古の型落ちをオクで買っているのですが、いい商品を選定するのも手間なので治ってもらえると助かります。
こんな感じで修理完了しました。
時間は計測していませんでしたが、調べたり掃除したりして1.5時間くらいだったかと。
僕自身昔から機械の分解や原因対策を仕事でやっているので全然難しく感じませんでした。
上記のことが嫌いじゃない方はやってみて、不安な方は業者さんに修理依頼した方がいいかもです。
余談
このカバーを外した際に、カバー内がすっごく汚れていました。
具体的に言うと、ちいさいGの亡骸があって、黒い物体が点々と・・・
どうしても水を使うところや手が届かないところってこうなってしまうんでしょうね。
現在我が家で使っている食洗器は2019年5月に稼働を始めたようなので約5年。
それは汚れもたまるわけですね。