2022/11/05 ツールド・かつらお「カテゴリ3 優勝」1day コースレポ 

本来4月に開催されるはずだった「ツールドかつらお」

しかし4月に発生した地震の影響で道路が破損、結果11月に延期になってました。

そんな訳で初戦が11月という、もうオフシーズンになってしまたんですね。

因みにツールドかつらおは2日間の開催でしたが、翌日は別件があるので土曜日のみの参加でした。

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目次

コース概要とレース前の摂取物

距離:33km(1周11kmを3周)
前半登って下り、後半登る感じ(平坦ほぼなし)

出走カテゴリー:3
順位:優勝

スタート時間は14時だったので、会場入りは12時半。かなりゆっくり。

会場に到着して、ようかん2本500キロ+バナナ1本+コーヒーを摂取。個人的にハンガーノックにならないくらいのエネルギーが取れてればいいのかな、と考えて食事は結構雑です。

ドリンクはbcaaと粉飴300kcal分、バームを入れたものを600mlほど。

クラス3のエントリー13人。翌週の沖縄やシクロシーズンに突入した関係で人数が少し寂しい・・・

レースレポ

はじめの坂までローリングスタート。坂で先頭が一瞬踏むも、すぐに落ち着き下りに突入。その下りに入って早々に後ろから「ガシャン」と落車の激しい音が。約4kmの下り区間はテクニカルでないものの、緩やかな長い左右のコーナーが続き50キロオーバー+落ち葉があるので簡単ではない感じ。

しかしその後は、稀に見るスローペース。U34の選手が4人くらいいたのでガンガン踏むのかと構えていたので拍子抜け。集団全体的に、ひとりの引く時間が長くレース慣れしてなさそうでした。

そして強度が低いので体が全然温まらない。体温が低いまま踏み込むと足を余計に使うのでイヤだなー、と思い後半の登りで暖気ついでに少し踏んで前に出るも、ついて来るので踏み辞め2周目に突入。

2周目の前半の登りにて、痺れを切らせた選手が1人飛び出していく。その選手と集団との距離が約20mくらいできて、筆者は両者のちょうど中間、10mくらいの位置に。

先頭に乗るかどうかの分岐点で、先を行く選手を追ったほうがいいと判断して2人で逃げユニット形成。

逃げに乗った理由は、集団が統率とれなさそうだったのもありましたが、

たのけん
たのけん

乗った方が面白そうだったから

文章をまとめている現段階で振り返ると、今回のコースは平坦がないので集団のアドバンテージがなかったのかとも思いました。

もし逃げがダメなら早々に諦めて集団に戻る気でいたことはナイショの話。後方の集団は泳がせている感じで追ってこない。

2周目後半の登りでバイクからから「集団と30秒差」と声が飛んできます。

あえて泳がせているのか、追いつけないのかなんとも微妙な秒数・・・

しかし登りも後半に差し掛かる際には秒差は35秒に開いてました。差が縮まるどころか広がっている。てか、バイクがめっちゃマメに秒数教えてくれるじゃん。

それはさておき、これはいけるかな?よって2人で行くことを決意。

したのもつかの間、逃げの相方から「遅れたら置いていってください」と声が聞こえたので、もうめっちゃ励ましたね。

たのけん
たのけん

(さすがに残り11kmちょいを一人で行きたくない💦)

という魂胆はあったものの、折角逃げのグループが形成できたので、できるなら2人で行きたい。

時には引く時間が長いと感じ交代の声を上げ、時に励ましあいと、お喋りハゲの異名を持つ筆者の本領発揮!

筆者はレースの際に人を巻き込んで集団作り、盛り上げる能力が異様に長けていると自分で感じます。

そんな騒がしい逃げ集団ふたりがラスト周回に突入。隙あらばお喋りする私、さわがしコンビが先頭を逃げます。

タイム教えてくれるバイクにも

たのけん
たのけん

あざっす!!

たのけん
たのけん

ありがとー!!

とめっちゃお礼言ってやりました。声出すと余計な力が抜けてリラックス効果があるんですよ、声上げていこー

我慢大会真っ只中のラスト周回で気になるのが後方集団とのタイム差。後方の秒数は40秒、45秒とジリジリ引き離して着実に貯金を殖やしていきます。貯金が増えるのはいいけど相方が辛そう・・・極力長く引きたいけど、正直そこまで余裕がない。

あとからパワーデータ見たけど、抑えているつもりでメチャクチャ踏んでました。これは自分がちぎれてしまう可能性もあったため宜しくない。でも踏まないと追いつかれるので采配が難しい。

この時の逃げの心理をゴール後に聞いたら、逃げを泳がせる作戦だっけど結局追いつけなかったみたいです。ローテも10秒で回していたけど秒差が開いていったとか。平坦が多いコースだったら危なかった。

集団との秒差を稼いでいる2人ですが、お互いに結構いっぱいいっぱい。しかし最終的に1分の差が出来ていてゴールまで4kmを切っていたので、2人の勝負になると確信しました。

坂を登り切った先のストレート、ここが勝負と下ハン持ってスプリント開始。出だしは750w、そこから10秒かけて右肩下がりで550wまで下がってフィニッシュ。スプリントの練習をする前の最大出力が600wちょいだったのでまぁいいでしょう。

ゴールを切るまでの直線が永遠のように長く感じました。相方より1秒差で先着、見事優勝しました。ゴール後は胸あたりが焼けるように痛い感覚が襲ってきて「ぐぉぉぉ・・・っ」となり、ホントしんどかった。

ゴール後に一緒に逃げた相方こと加藤選手とハイタッチ。

入賞者が勢ぞろい

集団ではホーリーさんがスプリントを制して3位に入賞。絶対にスプリント勝負したくない相手だったので、もし集団に残っていたら3回くらいに分割して「先駆け小分けアタック」の嫌がらをした後に逃げ切る気でした。

見えない影

まさか「逃げ」が決まるとは思っていなかったので驚きです。ただ一言いいたいのは

たのけん
たのけん

逃げが決まると超気持ちいいっ!!

逃げているときは、いつ来るかわからない後方集団の「見えない影」があるから、どうしてもふかし気味になってしまう。この場合は追う方が精神的には楽かな?でも追う側の見えない影を追うのもしんどそう。しかし先頭が見えた瞬間に士気が爆あがりするため比べたらまだ楽?

色々書いてますがいろんな偶然が重なってできたことなので、2度目はないでしょう。

そんなわけで表彰台に登れました。やったぜ!
優勝にいただいたジャージがカワイイ!

更に参加賞が超豪華。上の画像は副賞でなく参加賞なんですよ。日本酒2本はやりすぎぃ(予算大丈夫かな)
それといただいたジャージの着心地がめちゃくちゃ良かったです。これは普通に着ます!

そんな感じで11月に差し掛かる中、今年の初レースを優勝という最高の形で無事に終えることができました。

翌日はツールド奥佐野のガイドライダーだったので、怪我無くゴールで着て本当に良かったです(怪我しても這っていってたけど)

帰りに寄ったせせらぎ荘という施設の宿泊料金が驚きの3500円と格安だったこともあり、今度また家族みんなで泊りで行こうと思いました。本当に採算取れているのか心配になる。

次は昇格してカテゴリ2で走ります。一気にレベルが上がるのが去年体感しているので、もう心の準備は出来ています。

勝つならインターバル耐性とベースをもっと上げないと・・・コツコツやっていきますw

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この記事を書いた人

2011年にロードバイクを購入。所有したバイクは10台以上。
ロードレースやヒルクライム大会に出ています。
2023年は富士ヒルゴールド狙って練習中!
177センチ、70Kg
メインバイク:S-WORKS TARMAC SL6
サブバイク:ANCHOR RNC7
富士ヒル:2019年1:08:01
ハルヒル:2017年49:23

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